ケメックスはデザイナーの柳宗理氏、イームズ夫妻などにも愛されている、機能美にあふ れたロングセラーのコーヒーメーカー。
世界中のコーヒー好きから80年もの間愛され続けている、人気のアイテムです。
無駄のない美しいデザインで、まろやかで豊かな香りのコーヒーを入れることができます。
透明のボディに木製の持ち手を使ったケメックスは、スタイリッシュでキッチンに置いても素敵なインテリアになります。
ほんの少しの時間、ケメックスでコーヒーを入れる工程を楽しみながら気分転換をし、自分好みのコーヒーでリラックスしませんか。
CHEMEX（ケメックス）とは
アメリカで1941年に生まれたコーヒーメーカー。
アメリカの科学者、ピーター・シュラムボーム博士が、実験用具のフラスコをコーヒーメーカー代わりに使っていたことから、開発されました。
漏斗と三角フラスコを合わせたような、独創的なフォルム。
ニューヨーク近代美術館（MoMA）などにも永久に展示されている、素晴らしいデザインです。
ケメックスの特徴
全てガラスで、一つに形成されています。
美しいガラスの本体に、皮ひもで留められた、木製の持ち手がついていてスタイリッシュ。
木製の持ち手があるため、熱が伝わりにくく本体を持ちやすくなっています。
ケメックスはシンプルで使いやすく、美味しいコーヒーが入れられる工夫がされています。
サーバーがドリッパーと一体になっているので、抽出したコーヒーをそのまま食卓でサーブすることができ、便利です。
また、コーヒーがこぼれないよう、注ぎ口もついています。
専用フィルターが、一般のものより厚めで油分や酸味などを適度に除き、まろやかで雑味のない美味しいコーヒーを入れることができます。
コーヒーの入れ方
①ドリッパーに折ったフィルターをセットし、湯通しする
②サーバーに落ちたお湯を捨てる
③挽いたコーヒー豆をフィルターにいれ、均一にならす
④豆の中心部にお湯を注ぎ、30秒間蒸らす
⑤再びお湯をゆっくりと数回に分け、まわしかける
⑥分量のお湯を注ぎ終えたら、お湯が落ちきる前にドリッパーからフィルターをはずす
使用例のバリエーション
ケメックスの、さまざまな使い方の一例をご紹介します。
①注ぐときに茶こしを使えば、紅茶や中国茶、緑茶、ハーブティーなども入れられる
②レモンやハーブを冷水に入れて、ハーブウォーター作りに
③ウォーターサーバー、デキャンタとして
④花を挿して、花瓶に
⑤アウトドアやキャンプに（運搬時、ガラスが割れないように布などで保護する）
ケメックスの種類とサイズ
①クラシックシリーズ
ガラス製のボディーに、皮で留めた木枠が付いている、独特で洗練された定番デザイン。
機械で作られています。
３、６、８、10カップ用があります。
②ハンドブロウシリーズ
デザインはクラシックと同じですが、職人が丁寧にハンドメイドで作っています。ガラスに少し厚みがあり、少し緑がかった色をしているのが特徴です。
３、５、８、13カップ用があります。
③ガラスハンドルシリーズ
ガラスの取っ手が付いています。全てガラスのみで作られていて、クリアでスマートな印象。
３、６、８、10カップ用があります。
日常に美味しいコーヒーを
シンプルなケメックスは、手軽に美味しいコーヒーが入れられます。
ケメックスは素早くお湯を入れると、さっぱりした味になり、じっくりお湯を入れると濃いコーヒーを入れることができ、魅力的です。コーヒーの入れ方で、あなたの好きな味を追及してみてはいかがでしょうか。
ケメックスで、その日の気分に合うコーヒーの入れ方や、コーヒー豆、スイーツを探究し、日々のなかで豊かな小休止を楽しみませんか。